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2022年3月ゴールドCFD(XAUUSD)の環境認識について

株・FX

[st-kaiwa1]私はFXでは主にドル円とゴールド(XAUUSD)のトレードをしています。
長期的にレートがどちらかに動くのを想定するのが環境認識と呼ばれています。
今回はゴールドの過去チャートを見ての環境認識について記事を書きます。[/st-kaiwa1]

この記事を読んでわかること

  1. 環境認識をする意味
  2. ゴールドの過去チャートからの環境認識
  3. 今後のゴールドの相場に影響のある要素

ゴールドの2022年3月環境認識と相場に与える影響について

FXは大まかな方向性を探るために環境認識ということをします。
これは過去チャートを見て、今後の相場の大まかな動きを想定するための作業となります。

 

私はFXのトレードスキルは中長期のスイングとなりますが、環境認識なしでトレードすると全く方向性がわかりません。
これは登山に行くのに地図もコンパスも持たずに行くが如く、無謀な挑戦といえる行為です。
大まかな方向性を過去チャートを見てどちらに動くかを想定するのです。

 

私はFXで環境認識をするのは月足、週足、日足のチャートを見てそれぞれの方向性を探ります。
基本的に長い時間軸の方向性を優先してどちらに動くかを想定していきます。
月足は毎月1日に見て、週足は土日に見て、日足は毎日見るようにしています。

 

ゴールドの月足の環境認識

上の画像はゴールド(XAUUSD)の月足チャートで、2001年から2022年3月途中までとなっています。
ゴールドは2000年代は緩やかに上昇していって、2006年あたりから値上がり率が増えています。
2011年に天井をつけて、いったん押しが入ります。

 

2015年12月に底をつけて、その後は安値を切り上げながら上昇トレンドに移行します。
2020年8月に至上最高値をつけて、少し押しが入って再び上昇の兆しをつけて2022年3月を迎えました。
月足を見て相場の方向性はやや上目線を想定するというところでしょうか。

 

2011年11月に最高値をつけた後で2012年10月二回目の上昇をしますが、以降は下降トレンドとなります。
そして、安値切り上げのダブルボトムをつけてレンジとなり、上昇トレンドになります。

 

2020年8月に高値更新して至上最高値をつけた直後に押しが入った形となっていますね。
そして、2022年3月は再び高値を目指すという流れとなっています。

 

ゴールドの週足の環境認識

画像のゴールドの週足は2018年6月頃から2022年3月となっています。
2018年から2020年8月は上昇トレンドでした。
ここから2021年8月まで下降トレンドに転換して、2022年2月まではやや上目線のレンジになり2月以降は上昇して3月になりました。
これ以降の方向性も上目線を想定していいと思います。

 

ゴールドの日足の環境認識

上の画像はゴールド日足2021年6月半ばから2022年3月4日までとなっています。
2021年8月6日から翌週9日の暴落が目立ちますね。
その後は1,720~1,877あたりのレンジ相場となっていました。

 

ゴールドの日足で特徴的なのが、1,832あたりに強いレジスタンスラインがあったところです。
この期間はこのラインが大きな抵抗になって、これをブチ抜いた2021年11月に1,877まで一気に上昇しましたが、ほどなく下落してレンジに戻されました。

 

2021年12月半ばから上目線になって、高値安値が切り上がっているのがわかります。
1月末に大きく下落しますが、安値更新することなく下落が止まり、その後は上昇トレンドとなっています。

 

また、ファンダメンタルズ事象として、2月頃よりロシアウクライナ問題が顕在化してきて、有事の金の如く上昇トレンドになっているのが特徴です。
2月24日にロシアがウクライナを侵攻した日には大きく上昇したものの、NY時間でイッテコイの形になりました。
この日は結果的に大きな上髭をつけましたが、翌週には大きな上窓を空けてレンジを形成していました。
3月4日にロシア軍がザポリージャ原発を攻撃したという報道が出て、再びゴールドが上昇したところでした。
目線は当然ながら上目線となっています。

 

ゴールド2022年3月の見込み

2022年3月のゴールドはロシアウクライナ侵攻による有事とインフレにより、引き続き上昇トレンド継続の見込みです。
インフレとはアメリカの金融緩和によって株価が上がり、アメリカ経済が加熱しすぎを防ぐ段階に来ているところです。
アメリカは2022年3月に1回目の利上げを実行することになっていますが、それ以上にロシアウクライナ侵攻による影響が高いわけです。

 

これは有事によるリスクオフになると、株が売られてスイスフランや米ドル、円、ゴールドに買いが入ります。
ゴールドは有事とインフレになると需要が高まるからです。

 

ロシアウクライナ侵攻は侵攻後すぐにロシア軍がウクライナ軍を屈服させるかと思いきや、侵攻が長引いてしまっています。
素人目で見てもすぐには終わらない見込みとなっています。
さらに3月4日にロシア軍がザポリージャ原発を攻撃して火災発生という報道が出てきました。
これにより、ロシア及びヨーロッパが放射能汚染の懸念によりゴールドに激しく買いが入り1,970まで上昇しました。

 

ロシアとウクライナの停戦交渉は2回開かれたものの、それぞれ物別れとなっていて、すぐに解決の見込みがない状態です。
その後、ロシアウクライナ侵攻で悪い出来事が起こるにつれてゴールドが上昇するのは火を見ても明らかです。

 

ゴールドの2022年3月環境認識のまとめ

今回はゴールドのCFD(XAUUSD)の環境認識について過去チャートを用いてやってみました。
このところゴールドはレンジ相場だったのですが、ロシアウクライナ侵攻の有事とインフレが重なって、上昇トレンドに転換したと見ていいでしょう。
これにより、ロシアウクライナ侵攻の終わりが見えるか、インフレ対策の利上げの前倒しが起こるかしない限りは上昇トレンド継続するのではないかと見ています。

 

先週金曜日の3月4日はロシア軍がザポリージャ原発を攻撃したという報道が出て、一気にゴールドに買いが入って、NY時間でもほぼ一方的に上昇を続けました。
週明けの3月7日も多少の調整が入るかもしれませんが、上昇トレンド継続すると見ています。

 

投稿者プロフィール

コピーライターひろし
コピーライターひろし
私は独りネットビジネスで自活する40代の男です。
当初は努力や根性でたくさんのサイトや記事を書けば成功すると信じていました。
ただ、この考え方を改めて、マインドセットを独りネットビジネスに書き換えを実施中です。

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