私はかなり昔にFXに手を出してコテンパンにやられました。
にもかかわらずまたFXに再挑戦をしたのも、M式FXトレードの手法が安全に利益を重ねられると確信したからです。

逆指値とは高く買って、安く売るという
セオリーからすると、ちょっと何言っているか意味がわからないスキームなんですが、これを使うとエントリーや利確で有利に立ち回ることができます。
逆指値の3つの使えるテクニックについて記事にしようと思います。
Contents
FXで有利に立ち回るための指値と逆指値の使い所
FXでは参入した人の9割が退場するという厳しい世界です。
私はM式FXトレードと裁量トレードを並行しましたが、M式FXの方はほどほどの利益を得て2回出金をしました。
しかし、裁量トレードの方はポジション持ちすぎで相場が逆行してしまい、あえなくロスカットとなりました。
そんな余談はさておき、FXでの注文方法はその時のレートで売り買いをする成行注文と、予め設定した値段で売り買いをする指値注文があることはご存知の通りだと思います。
成行注文については特に語ることがないので、指値と逆指値について説明していきます。
指値と逆指値の違いについて
指値や逆指値注文は新規注文でも、決済注文でもどちらも行うことができます。
指値と逆指値ってこちらで値段を設定して、レートがそこまで来たら約定されます。
では、指値と逆指値って何が違うかの説明をしようと思います。
指値とは、例えば新規買い注文をしたい時に、現在レートより安い値段で欲しい時に、欲しい値段で注文を出すことです。
新規売りの場合はその逆で、現在レートより高い値段で売りたい時に、売りたい値段をつけて注文を出すことです。
指値注文についてはこれ以上でもこれ以下でもなく、説明が終わっちゃいましたね。
私は指値はあまり使わないのですが、エントリーと利確の際には使う場面があります。
エントリーはワンチャンで安値でロング、高値でショートしたいところに指値を入れる場合です。
もしくは、昼間にチャートを見れない時や夜中のNY時間でこれから寝ようとする時に、ワンチャンで利確できそうな時に指値を入れて放置する場合です。
指値注文は買いで100.000円の指値を入れていれば、きっちり約定するとは限りません。
場合によっては、指値よりも多少前後した値段で約定されてしまうことがわりとよくあります。
あと、エントリーで指値をする時は、暴落時に指値が発動して約定してしまって、そのまま値段が突き抜けてしまう場合があります。
こんな時はエントリー直後から不利なポジションになっているので、私はエントリーで指値を入れる場合はきちんと値動きを見ています。
危なそうなら注文を取り下げたり、高速で損切りしたりします。
続いて、逆指値はとても独特なものとなっています。
新規買い注文をする時に、現在よりも値段が高くなったら買うという注文方法です。
例えばドル円で現在が115.000だとして、115.100になったら買うという注文になります。
新規売りだったら、115.000だとして、114.900になったら売るという注文です。
そうすると、逆指値についてはこのような疑問が出てきそうです。
「えぇ~わざわざ今より高い値段で買ったり、今より安い値段で売るって、意味不明なんですけど?」
はい、これは至極真っ当な意見です。
しかし、私はこの逆指値とメチャメチャ使っています。
では一見、意味不明な逆指値注文の使い所について説明していこうと思います。
一見、使えなさそうな逆指値注文の有効な使い所
逆指値とは今より高くなったら買うとか、今より安くなったら売るという注文方法です。
FXや株の必勝法として、安く買って高く売るというのが相場の必勝法ですが、逆指値はこれに反する行為と言えますね。
しかし、逆指値って特にFXの場合は意外と理にかなっている場合が多々あります。
では、逆指値の使いどころって以下の時に使えますね。
- 既存ポジションの損切り注文
- 既存ポジションの指値と逆指値を組み合わせて利益を確保
- ブレイク狙いのエントリー
それでは3つの逆指値の使い方を詳しく説明しますね。
既存ポジションの損切り注文
逆指値でよく使われる方法として、自動で損切りを設定する場合です。
上の画像ではドル円で115.100でロングしたとして、直近安値よりもちょっと下の114.700に逆指値を入れるという使い方です。
こうしておけば、114.700を割ったら逆指値が約定して、自動的に損切りされるようになります。
これは一般的な裁量トレードを使う方は、ほぼ全員が使っているのではないでしょうか。
首尾よく含み益が増えた場合は、逆指値の値を上げることで損失を減らすことも可能です。
そこそこ含み益になったら、建値よりちょっと上に逆指値を設定すると、薄利で約定もできるようになりますね。
指値と逆指値を組み合わせて利益を確保
私が逆指値をよく使っているのがこのパターンであります。
ロングを保有していて、ほどほどに含み益になっていると仮定して、建値付近に逆指値を入れると、レートが急落したとしても建値付近で約定して薄利か最小の損失で撤退することができます。
上の画像ではゴールドのロングを1850.00を保有していて、現在レートが1891.65となっています。
けっこうな含み益になっていますが、もうちょっと利益を伸ばしたいし、かといって下落したらイヤだなって場合です。
そこで、現在の1850.00のロングの注文にストップロス(逆指値)に1880.00を入れて、テイクプロフィット(指値)に1920.00を入れるとします。
下落した場合は1880.00でほどほどの利益が得られて、首尾よく上昇した場合は1920.00で約定することで大きく利益を伸ばすことができます。
応用として、ロングを保有してピラミッティングをする時にも逆指値は有効です。
1830.00でロングを保有していたとして、さらに追撃として1890.00で新規のロングを持ったとします。
この2つのロングに1865.00でストップロスを入れておけば、急落したとしても10ドル分の利益が得られて逃げられるのです。
そうして仕切り直しするというわけですね。
この2つのロングにそれぞれ指値を入れることもできますし、手動でこのポジションの決済も可能であります。
私はこの建値付近にストップを入れることと、追撃ロング等で逆行した対策で逆指値を活用しているのですね。
こうするとこで、含み益を持った時に負けはなくなることが確定するわけですね。
ブレイク狙いのエントリー
特にFXの場合は節目をブレイクしたらトレンドが形成される場合が多いです。
そこで、節目をブレイクしたら買うとか売るとかするのを、逆指値でエントリーするという使い方ができます。
ただ、現実にブレイクしたらエントリーって、ちょっとブレイクして潰されたりダマシだったりするんですよね。
自分が見ていてブレイク後のエントリーはすぐに損切りできますが、見ていない状態で約定してしまってブレイクできなかった時は大損害を覚悟しないといけません。
まあ、エントリーの時に逆指値とストップロス、テイクプロフィットを一括で設定するという芸当もできるのですが、エントリーしてストップロスに引っかかるという未来しか見えないんですよね。
そこで、ブレイク狙いの逆指値エントリーというのは現実的になかなかできないものであります。
FXで有利に立ち回るための指値と逆指値の使い所のまとめ
今回は株やFXで付き物である注文方法について記事を書きました。
株はともかくFXは平日の四六時中値動きしているので、寝ている時や仕事中でチャートを見れない時もたくさんあります。
そこで、指値や逆指値を上手く使うことで、上手く立ち回ることができます。
特に、高くなったら買うとか安くなったら売るという逆指値は主に3つの使い方があります。
逆指値はどちらかというと攻撃よりも防御に使うことがメインとなります。
特にエントリー後の損切りや利益確定に使うことが最適となります。
逆指値で有利なトレードができるようになるといいですね。
投稿者プロフィール

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私は独りネットビジネスで自活する40代の男です。
当初は努力や根性でたくさんのサイトや記事を書けば成功すると信じていました。
ただ、この考え方を改めて、マインドセットを独りネットビジネスに書き換えを実施中です。
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