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情報は多く取り入れるよりもいらないものを遮断する必要がある理由

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現在は情報化社会と言われていますが、本当に多くの情報が溢れていることを実感します。
この言葉が使われるようになったのは1990年代あたりからだと記憶しています。

 

多くの家にはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌に加えてパソコンやスマホでインターネットで情報を調べることができます。
この世界では情報が多すぎてしまい正しい情報を得られなかったりします。
それどころか、支配者の放つ一見正しい見えて実は間違っている情報というのも少なくありません。
今後さらに増える情報に振り回されないようになるにもいらない情報遮断する能力が求められていくと感じています。

情報化社会の歴史と情報ん振り回されない生き方

情報というのは何なのかというと、あるものごとの内容や事情についてのお知らせということです。
情報とは主に視覚や聴覚で感じ取れるものが多いですね。
それは文字や数字をはじめ画像や動画も含まれています。
そう考えると日常生活でもあらゆる情報が溢れていると言えますね。

 

昔はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌のいわゆる四大メディアからしか情報を受け取れませんでしたが、今はインターネットが一般的になって誰でも発信できるようになっています。
そういった意味ではこれから情報はさらに増えていきますし、情報を上手く活かせる人と情報に振り回されてしまう人の二極化が進むのは必至と言えるのです。
それでは古来の情報を上手く利用して成功した人の事例を紹介していきますね。

 

第二次世界大戦は情報の力で雌雄を決した

第二次世界大戦は皆様ご存知だと思います。
主にヨーロッパのドイツ・イタリアの枢軸軍とイギリス・フランス・アメリカ・ソ連の連合軍との戦いと太平洋では日本とアメリカが戦いました。
ドイツでは戦車と急降下爆撃機を組み合わせた電撃戦や潜水艦が有名ですが、それ以上にエニグマという暗号機がありました。
これは1925年に正式採用されましたが、キーボードと表示版、暗号円盤が入っていて、平文を打つと暗号文に変換されました。

 

この暗号機は複雑な暗号が作成できたので連合軍側はこの暗号をしばらく解読できなかったのです。
ドイツ軍もこの暗号機には絶大の信頼を置いていたのですが、やがてイギリスの数学者のアラン・チューリングによって解読されてbombeという解読機を作ります。
イギリスのエニグマ解読されたという情報は機密とされたので、ドイツ軍はエニグマを使い続けたのです。

 

一方、太平洋戦線では日本とアメリカが交戦状態でしたが、日米でも暗号についての認識が天と地の差でありました。
日本軍も機械式暗号機を使って連絡を取っていたのですが、やがてアメリカ軍に暗号を解読されるようになります。
そこで、ミッドウェー作戦に敗北して、当時の連合艦隊司令長官の山本五十六大将が飛行機での移動途中にアメリカの戦闘機の待ち伏せ攻撃を受けて誅殺されてしまうのです。

 

太平洋戦線でも日本とアメリカの格の違いを見せつけられてしまいます。
日本軍は日本語自体が難解な言語であるという思い込みによって暗号が解読されるはずがないと思いこんでいたのです。
日本では鬼畜米英と蔑んで英語を適性言語として使うことを禁止してしまいます。
それに対してアメリカでは日系人を使って日本人や日本語を研究していたわけです。

 

フランスの腕木通信をのぞき見して大儲け

ロスチャイルド家といえばヨーロッパの巨大な銀行家であり、大富豪であります。
時は1815年2月ナポレオン率いるフランス軍はベルギーのワーテルローでイギリス軍と戦います。
ロンドンでは投資家が戦争の行方を固唾を飲んで見守ります。
この戦争の勝敗によって、イギリス債権の相場が決定するからです。

 

ネイサン・ロスチャイルドはフランスの腕木通信を盗み見して情報を仕入れるというアヴァス通信を立ち上げます。
そのため、この戦争の行方も誰よりも早く知ることとなります。
そこで、ネイサンはイギリス債権を売り始めたため、イギギス債権はみるみるうちに値下がりをしてしまいます。
多くの投資家がイギリス軍が負けたと勘違いをしてこぞってイギリス債権を狼狽売りしてしまいます。

 

その後、戦争ががイギリス軍が勝つことが新聞で報道されて広く知られることとなり、イギリス債権が暴落から転じて急騰することとなります。
実はネイサンは代理人を通じてイギリス債権を買い漁っていて、巨万の富を得ることとなります。
これをネイサンの逆売という逸話として、投資ではかなり有名な話となっています。

 

現代人が良い情報を引き出す方法

このように現代では良い情報を持った者が世界を制するほどであります。
それぞれの国家は諜報活動として、各国に外交官を派遣したり、偵察衛星で上空からのぞき見したりして情報を探っているのです。

 

現代はとんでもない数の情報で溢れています。
一説によると、平安時代の人の一生分の情報を現代人は1日で受けていて、江戸時代の人の1年分の情報を1日で受けているほどです。
それほど現代の情報量というのは多いのです。
これほど多い情報ですが、ビジネスで成功するために良い情報を引き出す必要があります。
そこで大事になることがいらない情報を遮断することなのです。

具体的にいらない情報を遮断するとはどういうことをすればいいのかを説明していきますね。

 

テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4大メティアを無視する

インターネットが一般化する前までは情報を得ようと思ったら4大メティアと言われているテレビ、新聞、ラジオ、雑誌から取り入れるしかありませんでした。
そこで昭和生まれの人は4大メディアを完全無欠に正しいものと思っている人が大半です。
ソースがテレビや新聞の報道担っている場合は無条件で信用してしまうのではないでしょうか。

 

現在の4大メディアの主流であるテレビは新聞社がテレビ事業に参入したに過ぎません。
そして、日本の新聞の誕生は明治政府のスポークスマンであり、権力に寄り添ったものであります。
かつて新聞は第二次世界大戦にてアメリカとの戦争を煽って、庶民が「アメリカを討て!」という世論操作をして絶望的な戦争に突入しました。

 

戦争が終わって日本はアメリカに占領されますが、大手新聞社の経営者はアメリカの言いなりになる条件に権力の座を守り通したのです。
その後、新聞社はテレビ事業に参入して現在のようなマスメティアを構築したわけです。

 

私は新聞やテレビの成り立ちを知ったので4大メディアの情報は見ないようにします。
毎日の新聞やテレビのニュースでは多くは事件や事故といった暗いものとなっています。
そして、Twitterを見てみるとテレビや新聞などのニュースを引用して怒りや悲しみをつぶやいています。
多くの人が暗いニュースを聞いてイヤな気分になっているのです。

 

また、4大メディアにおける雑誌というのは週刊誌を指します。
あらゆる数の週刊誌がありますが、このメディアは政治が芸能といったゴシップを面白おかしく記事にして売っています。
見出しのつけ方が秀逸なので電車の中吊り広告を見ていると気になってしょうがなくなってしまいます。

 

ただし、週刊誌の記事のソースは「○○省幹部」、「芸能関係者」といった誰が言ったかが明確になっていないヨタ話を堂々と活字にしています。
この時点で個人のブログの適当な言動とほとんど変わらないわけです。
それをわざわざお金を出して買って適当な情報を取り入れたのでは頭のおかしいレベルの情弱と言えるでしょう。

 

インターネットの情報こそ玉石混交であると言える

私は4大メディアの情報は眉唾もので考えていますが、インターネットの情報こそ細心の取り扱いが必要と言えます。
それはSNSでは個人が好き勝手に情報発信をすることができるからです。
また、ブログやサイトを作って情報発信することも比較的簡単だと言えるでしょう。
私ですらこうしてブログで記事を書いているくらいです。

 

インターネットでは誰でも簡単に情報発信することができるので、「明日どこどこで地震が起こる」といった根も葉もないデマを流すことができるのです。
そのため、正体不明の人物の発信は信じるに値しないのです。

 

また、多くの芸能人や著名人といった有名人がTwitterなどやっていますが、これらの人の政治的な発言というのも眉唾ものです。
これらの有名人の発言というのはポジショントークと言われる、とある団体の意見を代弁しているに過ぎないのです。
4大メディアもそうですが、有名人もスポンサーのことを非難はできないわけです。

 

この世界の情報の9割は無駄な情報と言える

この世界では情報で溢れていますがそのほとんどが無駄な情報であります。
テレビは新聞の情報は一見正しいように見えますが、これらの情報は政府や企業の広告と言えるでしょう。
そして、インターネット上の情報が正しいかというとそんなことはなく、むしろマスメティア以上に怪しい情報がひしめいているのです。

 

人間の脳というのは取り入れた情報によって潜在意識に刷り込みがかかってしまいます。
そこで、幼少の頃の体験や学校での出来事によって人格が形成される際に大きく影響されてしまいます。
そのため、多くの日本人は従業員として生きるための情報が刷り込まれてしまうのです。
この脳の状態で経営者の真似事をすると9割以上の確率で失敗してしまうのです。

 

普通の人というのはビジネスで成功するための情報を手にする確率は限りなくゼロに近いのです。
つまりは重要な情報は一部の人達に独占されていて、普通に人に出回った時点でカビの生えたものとなってしまうのです。
では、成功する情報を手に入れるには成功者から教えてもらうことが近道であります。

投稿者プロフィール

コピーライターひろし
コピーライターひろし
私は独りネットビジネスで自活する40代の男です。
当初は努力や根性でたくさんのサイトや記事を書けば成功すると信じていました。
ただ、この考え方を改めて、マインドセットを独りネットビジネスに書き換えを実施中です。

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