私は1973年生まれで、いわゆる団塊ジュニア世代です。
第二次世界大戦後の第一次ベビーブームの団塊の子供世代である、第二次ベビーブームに生まれた世代です。
またの名を就職氷河期世代やロスジェネ世代と言われていて、社会に放り出された時にバブル経済が崩壊しました。
さらに私達の世代が老人になると、経済的に困窮して生活保護を受ける人が激増する2042年問題が既に取り沙汰されいています。
それは将来のお荷物世代になることが確定しているのです。
今回は段階ジュニア世代と逆境の時代を生き抜くことについて記事にしようと思います。
Contents
団塊ジュニアが呪われた世代の理由と逆境に生き抜く方法
団塊ジュニア世代とは、文字通り団塊の世代から生まれた子の世代となります。
団塊の世代とは1947年~1949年の3年間に生まれた世代で、たった3年間で800万人の子供が生まれています。
私の父親は戦中生まれで母親が1948年生まれというモロに団塊の世代であります。
ちなみにこの時代の特徴としては、一つの夫婦が多くの子供を儲けたというところであります。
現に私の父親は8人兄弟であり、母親は7人兄弟でした。
団塊ジュニア世代は呪われた世代という事実について
団塊の世代も団塊ジュニア世代も他の世代に比べて同年代の人口が突出しています。
ちなみにピンポイントで世代の人口が少ないのは戦争の影響だったり、1966年生まれはヒノウエマの迷信によって子作りを控えたり中絶が増えたのが人口が少ない要因です。
団塊ジュニア世代が人口が突出しているということは、高校や大学受験では志望する生徒の数が多いため、受験戦争というハードモードを経験しました。
私も中学3年生の当時は学力的には一つ上のランクの高校でも行けたのですが、担任の忠告によってその学校に行くのを断念しました。
そして、団塊ジュニア世代が大学を卒業して、社会に出た途端にバブル崩壊してしまいます。
その影響により新卒採用を減らす企業が増えたため、就職氷河期を迎えることとなります。
私が高校3年生の時はまだバブル経済の残り香があったため、ほどほどに求人がありました。
就職希望者はほぼ全員就職できたと記憶しています。
ただし、大学に行った者は就職氷河期に入ってしまいます。
「じゃあ、大学なんかに行かないで高卒で就職しておけばよかったのでは?」
という意見を言うのはごもっともですが、それは結果論でしかありません。
当時はバブル崩壊したものの不景気は一時的なものと思われており、よもや失われた20年と言われるほど不景気が続くとは思ってもみなかったわけです。
団塊ジュニア世代は同年代がムダに多いこともあって、半数は同級生同士の競争に勝ち残り高い能力を発揮して社会に十分に貢献しています。
積極的にスキル取得したり、有能な仕事ぶりをしている世代だと思います。
ところが、競争に敗れた者や競争してこなかった半数は希望の就職先に入れない人も多く、待遇の悪い会社だったりブラック企業に入ってしまったりしました。
それどころか正社員の就職も叶わずにフリーターなってしまう人も多かったのです。
うっかりブラック企業に入ってしまった者はすぐに退職をしたものの、再就職先が見つからずに工場などで派遣社員というキャリアダウンをしてしまう人も少なくありません。
中にはボロボロになるまでコキ使われた挙げ句、精神や身体を病んでしまって、そのまま実家に引きこもりになってしまう人もいたでしょう。
こうして団塊ジュニア世代の半数は企業にも体よく非正規雇用でお茶を濁され、政府もなんの救済措置もされないまま多くのワーキングプアや引きこもりという負け組を生み出したのです。
団塊の世代と団塊ジュニア世代の決定的な差
団塊の世代というのは日本の成長期と共に大人になって働き盛りの頃にバブル経済というピークを迎えます。
この世代は仕事もイヤと言うほどあったでしょう。
そんなこともあって、「俺たちのおかげで日本が経済大国になったのだ!」などと自負している人も多いと思います。
この世代では男は外で働いて女が家事と育児を分担するというのが常識でした。
男は仕事をしまくって時には徹夜して仕事をしていたという猛者もいることでしょう。
男が家に帰ってきたら
「メシ!風呂!寝る!」
というやりとりしかせずに家庭を顧みることをしない男が多かったのです。
私の家は農家だったのですが、父親は仕事をしてお金を稼ぐことだけが役割であって、母親は農作業と家事をしていました。
そして祖母が私と兄の子育てをしていたのです。
この世代の父親は子供の教育にはとてつもなく無関心であり、この歪な親子関係が団塊ジュニアが結婚や子供を作るのに消極的になったことは間違いありません。
もちろん、経済的な問題も大きな一因なのは言うまでもありません。
団塊ジュニア世代が逆境を生き残るには
このように団塊ジュニア世代というのは、ものすごく同級生同士で競争させられて、社会に出た途端はしごを外されたハードモードを生きる世代であります。
優秀な人物はしっかりと会社で出世したり、キャリアアップをして、このまま会社等で引退するまで活躍し続けるでしょう。
その一方で、ワーキングプアやブラック企業でコキ使われる人、引きこもりで社会の日陰を歩ませられる人も多いです。
私も短大の新卒カードをブラック企業に費やしてしまい、転職する毎にキャリアダウンをして底辺を駆けずり回るハメになりました。
とはいえ私は逆境を生きていても、時代のせいにしたり生まれの運命を呪っても仕方ないと思っています。
この世界のハードモードを生きることは運命であり、逆境を乗り越えることは人生の課題だと感じています。
日本では家業を継ぐとか勤め人になる人が大半であり常識であり、起業したりするのは端から考えてはいません。
ただ、勤め人しか生きる道がないと自分の可能性を狭めることは、結局自分の価値を貶めてしまうことでブラック企業の経営者に体よく使われてしまったり、低賃金でキツイ仕事を押し付けられることとなるのです。
私はこのような理由から人に使われる従業員としての生き方を放棄して、独りでパソコンとインターネットを使ったビジネスで生きることを選択しました。
ご存知のとおり、インターネットビジネスというのは大小の企業やHP制作業者、アフィリエイターなどがひしめくレッドオーシャン市場という一面があり、個人がレッドオーシャンを勝つことはアリが像にケンカを売るようなもので全く勝ち目がありません。
そこで、独りネットビジネスのマインドセットを整えることで、大多数が思いつかない方法でインターネットから富を生み出すことは可能なことだと思っています。
投稿者プロフィール

-
私は独りネットビジネスで自活する40代の男です。
当初は努力や根性でたくさんのサイトや記事を書けば成功すると信じていました。
ただ、この考え方を改めて、マインドセットを独りネットビジネスに書き換えを実施中です。
管理人のプロフィールを見る
最新の投稿
マインドセット2023年6月29日引き寄せ難民 何年も叶わない3つの原因と解決法 マインドセット2023年5月15日投資に失敗して仕事もやる気を失せた時にやることとは? 家族関係2023年4月29日母親が不安神経症になり、警察沙汰になりました.... 家族関係2023年4月12日私は「ばあちゃんはいつ死ぬの?」と聞いたことがあります