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巣鴨 高岩寺とげぬき地蔵の半永久的な集客を考える

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私は2019年3月下旬に、ASPの広告主主催のセミナーに参加するために東京に数日滞在していました。
その時に泊まったホテルが巣鴨ということで、おばあちゃんの原宿と言われる巣鴨地蔵通り商店街を散歩して、とげぬき地蔵のある高岩寺を参拝しました。
高岩寺を参拝してみて集客について思ったことを記事にしていこうと思います。

巣鴨 本尊高岩寺とげぬき地蔵の集客について考えた

巣鴨といえば、おばあちゃんの原宿と言われる巣鴨地蔵通り商店街がありますね。
これは北海道の田舎者でもある私でも昔から知っていました。

 

テレビのワイドショーやバラエティー番組で、70代以上の属性の意見を募ったり、インタビューをするのに最適だからです。
テレビでおばあちゃんがインタビューを受けているところに巣鴨と書かれたり、おじいちゃんおばあちゃんが商店街を歩いている背景が見えるわけですね。

 

私が実際に巣鴨の商店街を歩いてみると、本当におじいちゃんやおばあちゃんが多くて、全体の8割がそうした客層だと気がつきます。
ここで私自身が巣鴨のとげぬき地蔵の歴史や、なぜ巣鴨がおばあちゃんの原宿となったかをまとめていきます。

 

巣鴨とげぬき地蔵の歴史とおばあちゃんの原宿の所以

巣鴨のとげぬき地蔵のある高岩寺は1891年に巣鴨に移転して、第二次世界大戦の東京大空襲により消失してしまいます。
1957年に鉄筋コンクリート造で建立されて、国の登録有形文化財として登録されました。
とげぬき地蔵の由来は、毛利家の女中が針を誤飲してしまい地蔵菩薩の御影を飲み込んだことで、針を吐き出すことができたという伝説からきています。

 

高岩寺の左手には洗い観音があって、自身の治したい部位をタオルで拭いて、水をかけることで症状が良くなると言われています。
そんなこともあって、高齢者がご利益を得るために参拝客が増えたのであります。

 

さらに、高齢者の参拝客へのサービスとして、とげぬき地蔵商店街にだんご屋や大学いもの店、赤パンツの店、呉服屋、食堂、純喫茶などの店が続きます。
この商店街のお客さんがお年寄りということで、巣鴨のマクドナルドではフライドポテトをおいもと書かれていたり、S・M・Lのサイズ表記も大・中・小と高齢者にわかりやすい表示になっています。

 

巣鴨のとげぬき地蔵商店街がおばあちゃんの原宿と言われるきっかけは、洗い観音のご利益を得るために主に女性の高齢者がやってくることにあります。
そこで、マスコミにも紹介されることになって昭和61年頃にはこの通称が定着したようですね。

 

管理人が高岩寺を参拝して思ったこと

今回は東京への出張で巣鴨にホテルを取ったこともあって、チェックインまでの時間までとげぬき地蔵商店街を散歩して、高岩寺を参拝しました。
JR巣鴨駅から商店街までは徒歩10分ほどで、簡単にたどり着きました。
この商店街は普通に車道となっているので、時折車が走っているのですが、私が車のドライバーだったら絶対にここは通りたくないと思いました(笑)

 

商店街を歩いて程なく高岩寺が右手に見えて、入り口の窓口で線香を一束50円で買い求めます。
窓口の横に点火器があってここに線香を穴に入れると火がつくわけですね。
火の着いた線香を敷地中央部にある香炉に入れて、この煙を手でかいて身体にかけるわけです。
この煙を身体の悪い箇所にかけると良くなるというわけです。

 

そして本堂に行って、お賽銭を入れてお参りをします。
本堂には本尊でもあるとげぬき地蔵があるらしいのですが、残念ながら非公開になっています。

 

高岩寺の左手には洗い観音がありますが、ここは一番人気のあるところでした。
私は改めて窓口に行って100円のタオルを買って、行列に並びます。
程なく順番が回ってきて、私は目(頭)と手を重点的に洗いました。
そして、両親の健康の悩みの部分をタオルで拭いて水を流しました。

 

ここで行列ができる理由として、長時間、観音様を洗っていている方がいるわけですよ。
もしかすると、その方は健康の悩みが深いので、深く神様にすがるという気持ちなのかなぁと思いました。
しかし、いつまでも観音様を独占するのは思いやりがないなぁと思ってしまいました。

 

高岩寺の参拝を終えて、とげぬき地蔵商店街の奥の方を歩いてきました。
商店街では大福を売っている店や、ときわ食堂本店なんかは特に賑わっていました。
そして、赤パンツの店やおばあちゃんのファッションの店は安定した人気がありました。

 

巣鴨 本尊高岩寺とげぬき地蔵の集客についてのまとめ

今回は初めて訪れた巣鴨のとげぬき地蔵についての記事を書きました。
巣鴨のとげぬき地蔵商店街では、おじいちゃんとおばあちゃんが8割くらい占めている特殊な街でありますが、最近では昭和のレトロ具合が逆に若者にウケているようでした。
私がこの商店街に来た時もチラホラ若い人が歩いていました。

 

おそらくここは東京や関東の人は当然として、地方からやってきたお年寄りも多いと思われます。
高岩寺を参拝して、食事をしたり休憩したりお土産を買うなどして結構なお金がここに落ちることは確実です。

 

巣鴨がおばあちゃんの原宿と言われてるのは全国区でもあり、ここ数十年は集客に困ることはないでしょう。
今後はさらに高齢者の割合が増えることもあって、巣鴨を訪れる人は増えていくと思われます。

 

サウジアラビアのメッカという都市はイスラム教の聖地であり、多くのイスラム教徒が巡礼にやってきます。
メッカという言葉はいつの間に聖地という意味付けがされて、巣鴨もおじいちゃんおばあちゃんのメッカと称されることがあります。
聖地を作るという行為は100年以上、ほっといていても人がやってくる状態であり、究極の集客方法でもあるのです。

 

個人で聖地を作るのは容易ではないですが、インタネット上でコンテンツを作って半永久的に集客することは可能なことだと思います。
その手段としては永遠に廃れることのないジャンルを選ぶことが重要で、コツコツとサイトを作り上げることなのです。

 

投稿者プロフィール

コピーライターひろし
コピーライターひろし
私は独りネットビジネスで自活する40代の男です。
当初は努力や根性でたくさんのサイトや記事を書けば成功すると信じていました。
ただ、この考え方を改めて、マインドセットを独りネットビジネスに書き換えを実施中です。

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