アルバイトやサラリーマンといった従業員にとっては馴染みがありませんが、自営業者や起業家にとって今は確定申告の時期となっています。
私もアフィリエイトやメディア運営で広告収入があるので、毎年必ず確定申告をしています。
2018年度はようやく黒字化して所得税などの税金がいくばくか納めることになると思いました。
今回の記事は専業のアフィリエイターのリアルなお財布事情を語っていきます。
Contents
アフィリエイトで報酬を得たら確定申告は必須です!
副業でも専業でも一定額以上のアフィリエイトなどで報酬を得た場合は確定申告が必要となります。
ただ、会社員やアルバイト等で副業による所得金額が20万円以下の場合は確定申告は不要です。
所得の計算は以下のとおりです。
所得=収入-経費
広告収入からドメインやサーバーの料金といった経費を差し引いたものです。
例えば、月に2万円前後の広告収入の場合は経費と差し引くと申告が不要になる可能性が高いですね。
とはいえ、申告しなくても帳簿をつけて記録しておかないとのちのち面倒なことになるのできちんと帳簿をつけましょう。
サラリーマンでの副業でも所得が20万円以上になったり、専業でアフィリエイトをするならば開業届を出して、青色申告をすることを推奨します。
私は2018年度に開業届を出して青色申告をするようになったのですが、これはアフィリエイトを再開した2016年度からやっておけばよかったと後悔しています。
私はたくさん稼いでから開業届を出して青色申告をしようと思いましたが、この考えは大間違えだと思いました。
2016年度と2017年度は大赤字だったのですが、青色申告をしておけば、3年間は赤字を引き継ぐことが出来たという点です。
それ以上に重要なことは、「私は独りネットビジネスを開始します!」と宣言してするということです。
こうして、内外的に事業を始める宣言をして、しっかりと帳簿をつけることによって覚悟を決めることです。
アフィリエイトの帳簿はfreeeが簡単です
アフィリエイトといったネットビジネスに限らずに、商売をする上で帳簿をつける行為は必須となります。
私は2017年度以前も確定申告で白色申告をしていましたが、やっている労力は青色申告とほとんど変わりません。
しかも、それ以前は現金やクレジットカードなどの経費を計算するのですが、Excelに金額を手打ちして経費の計算をして、E-TAXに入力をしていました。
毎年毎年、この作業をするのはかなりメンドウでした。
2018年度は開業届を出して青色申告をするということで、freeeというクラウド会計サービスを利用しています。
freeeでは銀行口座やクレジットカード、ペイパルやsuicaといった電子マネーを登録して、自動で経理をすることができます。
また、使えば使うほど勘定科目や適用などを自動で推測してくれて、とても簡単に経理をすることができます。
私は商業高校ということで簿記や経理の知識があったこともあって、特に問題なく帳簿をつけることができました。
日々、freeeで経理をして、2月中頃になったらfreee上やE-TAXで確定申告をすることになります。
確定申告は多少つっかえたものの本日無事に完了しました。
基本的に帳簿つけというのは非生産的な作業なので、簡単に出来たほうがいいのです。
アフィリエイターの所得税の現状
私はアフィリエイトやメディア運営で2018年度になって黒字化して売上は下記の画像のとおりとなりました。
稼いでいる人にとっては雑魚みたいな収入ですが、9割以上が消えていく世界でこれほどの収入が得られたのはひとまず御の字かと思います。
黒字化したとはいえ、通信費や外注費、自己投資の経費がかさんでしまい、基礎控除や青色申告特別控除、各種控除を適用することで2018年度の所得税は0円となりました。
アフィリエイトというのは利益率が高くて、売上がほぼ利益というのは事実であります。
私の2018年度の取り組みは中長期的な取り組みとして、外注費や商品レビューをする商品代、自己投資の費用がかかってしまい利益を削ることになってしまいました。
2018年度は実質トントンという結果となりましたが、これらの自己投資が今年度以降に実を結ぶものと思っているので問題ありません。
アフィリエイトの脱税は絶対にバレます!
ニュースでは年に何度か脱税の疑いで逮捕されるということが起こります。
脱税の手口としては、売上をごまかすか経費をでっち上げるかのどちらかで税金をごまかすのです。
そして、副業をやっている方については、職場に副業バレしたくないから確定申告をしない方もいるでしょう。
ただ、アフィリエイトや広告収入というのは銀行振込されるので、お金の流れで税務署に簡単にバレますから!
"アフィリエイト 脱税"とか"アフィリエイト 確定申告しない"などでググってみると、アフィリエイターのリアルな税務調査についての記事を見ることができます。
また、ネットビジネスとは関係ないですが、コスプレイヤーをしている方のツイッターで、このようなつぶやきを以前に見たことがあるので埋め込んでおきます。
「税金高過ぎてコレ以上稼ぐ気になれない」と自虐風自慢する方が多いけど、正直に申告するからダメなんだよ
税金とられたくなければ、金は現金手渡しが基本
領収書帳簿等の記録を一切つけず、税務署には無申告貫くのがコツだね
私はコノ方法で国税局に踏み込まれ、推計課税+加算税で倍以上税金納めたよ— 脱税レイヤー風呂屋さん (@557dg4) 2017年11月19日
このように現金手渡しで領収書や帳簿の記録をつけないで税務署を欺こうとしたところ、税務署にはしっかりバレていました。
この方は推計課税+加算税で本来の倍の税金を納めることになりました。
推進課税というのは「まあ、これくらい収入があったでしょう」ということを税務署が計算して、この収入を基に税金を計算されるという制度ですね。
さらに税金を滞納したことで加算税が追加されたわけです。
コスプレイヤーで同人誌やCD-ROMの販売で現金でのやりとりをしているにも関わらず、税務署はお金の流れを把握しているのです。
ましてや、銀行口座のお金の流れは確実に税務署に把握されています。
税務調査というのはスグには来なくて、ある日突然、税務署から連絡がやってくるのです。
一定額以上の売上があった場合は絶対に確定申告をしましょう。
日本の税金は日本使用料と心得ましょう!
日本の税金は高い!という声がよく聞かれますが、実は庶民にとって税金はヌルいです。
その理由は累進課税制度によって所得が多い人のほうがエゲツない税率で所得税を納めることになります。
でも、わかりますよ。
以前はボーナスには所得税しか課税されなかったのが、健康保険料や厚生年金が引かれるようになったり、消費税が8%になって今年の10月には10%にアップされるのが決定した点とかですね。
私自身もこのデフレで消費増税するのはアホの極みと評価しますが、消費税が増税された暁には家計でも緊縮財政をしてお金の流れを止めてみましょう。
増税が大好きな財務省に対して一矢報いることができるかもしれません。
日本ではいろいろ文句はあるでしょうが、治安が良くて行政サービスもそんなに悪くはないと思います。
そこで、税金は日本使用料と思って、税金を納めることで考えが変わってくると思います。
投稿者プロフィール

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私は独りネットビジネスで自活する40代の男です。
当初は努力や根性でたくさんのサイトや記事を書けば成功すると信じていました。
ただ、この考え方を改めて、マインドセットを独りネットビジネスに書き換えを実施中です。
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