2019年になって現在はお正月ですが、両親が見ているテレビをぼんやり見ていると津軽海峡のマグロ漁の番組をやっていました。
この番組を見ているとつくづくネットビジネスと似ている点があるなあと思ったわけです。
マグロ漁の番組を見た管理人がネットビジネスとの相違点を記事にしようと思います。
津軽海峡のマグロ漁とネットビジネスの相違点
今朝、朝食の雑煮を食べていると親がテレビを見ていました。
箱根駅伝を見たり、津軽海峡のマグロ漁の番組をパチパチチェンネルを変えていました。
私は普段はテレビは見ないですが、リビングでは両親の見ているテレビを自動的に見ることとなるのです。
マグロ漁の番組は年に何度かやっている人気のテレビ番組だと思います。
一定の視聴率が稼げるので、何年にも渡って番組が作られているわけですね。
こういったドキュメンタリー番組って何気なく見ると、止まらなくなりますね。
Youtubeでも”マグロ漁”で検索するとゴロゴロ動画が出てくるので、一度見てみると意外に面白いですね。
この番組によく取り上げられる大間の一本釣り漁師は150もの漁業者がいるわけですが、安定的にマグロを獲っている漁師は極わずかで、大多数の漁師は1年に1本やっと釣れるという世界です。
中には3年間1本も釣れないかった悲運の漁師として番組に取り上げられた人もいるわけですね。
津軽海峡のマグロ漁のビジネスモデルとは?
マグロ漁のドキュメンタリー番組の初期は青森県大間のマグロ漁師を取り上げていましたが、最近では青森県龍飛、三厩や北海道の松前、吉岡の漁師も取り上げていますね。
この番組で見かけるマグロ漁というのは主に一本釣り漁とはえ縄漁の2つの漁法で操業する漁師が出てきます。
マグロの一本釣り漁
大間のマグロ漁師は一本釣り漁が多いわけですが、この漁では比較的小型の船に乗って、乗組員は一人か二人です。
魚探やソナーを使って、マグロを探し求めます。
船を走らせてマグロの群れの先端にエサを流してマグロが食いつくのを待ち構えて、マグロを釣り上げるわけですね。
一本釣り漁は経費があまりかからずに、釣れるマグロが大型なので1匹100万円以上の値が付きます。
一本釣り漁では他の漁師よりも逸早くマグロの群れを探して、一番いいポジションに船をつけてマグロがヒットするのを待ち構えるわけですね。
このマグロを探す能力というのは、天気とか潮の流れといった自然状況を読むカンみたいなものと、魚探やソナーの性能や習熟度が物を言うわけです。
そこで、1年に何本もマグロを釣っている漁師は船を最新式のものにしたり、魚探やソナーを性能のいいものに換えてさらにマグロを釣り上げます。
その一方で、大多数の漁師はマグロを釣ることが出来ずに、古い船や装備のまま漁を続けざるを得ない状態となるのです。
マグロのはえ縄漁
マグロのはえ縄漁は大きな漁船を使って、3人以上の乗組員で操業しています。
海にたくさんの釣り針がついた仕掛けを流して一定時間放置します。
そして、はえ縄を巻き上げて、かかったマグロを引き上げる漁となります。
番組を見ていると、はえ縄漁の方が安定してマグロを釣り上げている印象があります。
とはいえ、はえ縄漁で穫れるマグロはあまり大きくありません。
しかも、船も大型なので燃料をたくさん食って、従業員には給料を支払わないといけません。
そんなこともあって、一本釣り漁は比較的低リスクでハイリターンではえ縄漁はミドルリスクでミドルリターンというビジネスモデルというわけですね。
とはいえ、ここ最近はマグロの数が減ったのが不漁が続いているようですね。
こうなると、津軽海峡のマグロ漁師全体が苦境に陥るわけなのです。
ネットビジネスとマグロ漁の似ているなと思ったところ
ここで本題のネットビジネスとマグロ漁の相違点を語っていきますね。
いずれも、フルコミッションの営業となるわけなので、マグロ漁ならマグロが獲れないとお金にならないし、ネットビジネスも成約が取れないとお金になりません。
いずれもここらへんはとても良く似ています。
いわゆる、マグロの一本釣り漁というのは個人でのアフィリエイターとなります。
一本釣り漁ではマグロがよく集る海域には多くのマグロ漁師がひしめいています。
この状況でマグロを釣り上げるのは運がいいか、最新の魚探やソナーで逸早くマグロを見つけた漁師となります。
これをアフィリエイトに当てはめると、美容ジャンルや金融といった当たると大金を得られるジャンルに参入する行為となります。
そして、誰も見向きもしない海域で操業したり、時化で多くの漁師が休む状態で出漁する漁師がいます。
ライバルが少ないのでチャンスが一気に高まります。
これをアフィリエイトに当てはめると誰も見向きもしないジャンルに参入することです。
例えば、ハトの駆除をする業者のアフィリエイト案件があります。
この案件は既に参入している業者が多いのですが、3年前ならガラ空きの市場だったわけです。
多くの人はこんな案件があることを知らないので、このような案件ばかりをやっているアフィリエイターも存在するわけです。
マグロ漁の場合は時化の時に出漁すると船が転覆したり、遭難したり命に関わる場合がありますが、ネットビジネスの場合はよもや命までは取られません。
しかし、多くは「○○の案件がガラ空きです」ということを聞いても、逸早くサイトを作る人はほぼいないです。
というのも、多くの人は行動力が著しく低いので、すぐに行動できないのです。
ネットビジネスのはえ縄漁をやりますか?
マグロのはえ縄漁では船長といえる経営者と乗組員という従業員が存在します。
経営者は船を持っていて、船のコストや従業員の給料は船長が支払いをしないといけません。
ここまでが経営者のリスクとなります。
ただし、リスクを支払ったあとで出た利益の取り分は全て経営者のものです。
それに対して、従業員はマグロが獲れようが獲れまいが一定の給料がもらえます。
マグロが大漁でも寸志みたいなものがもらえるかも知れないですが、あんまり懐は暖かくなりません。
とはいえ、あまりに働きが悪いとかマグロが獲れなすぎると、リストラで解雇されるリスクがあります。
これはマグロ漁でも一般企業の従業員とほとんど変わりません。
多くの人は従業員という生き方をしていますが、もはや私は従業員をやることはありません。
一度、起業をして一定の成果を上げると従業員という生き方は低く安定していて飼い殺しとも言える状態だからです。
また、従業員としてではなく、クラウドワークスやランサーズといったサービスで仕事を探して外注される生き方も考えられます。
ところが、この生き方は普通の会社員やアルバイトよりもキツイ思いをしながら低賃金なのが実情です。
私も一度だけライターとして外注された経験がありますが、1,000文字以上の記事を300円で10記事書きました。
当時は1記事書くのにリサーチを含めて2時間くらいかかりました。
時給150円の仕事ですよ?
こんな低賃金でメシは食べられません!
まあ、実績を積むことで、単価は上がるかもしれないですが、お金を得るために記事を書き続ける必要があります。
そう考えると雇われライターというのはあまり美味しい仕事ではないと自覚できました。
これ以来、外注ライターとしての生き方は絶対しないと誓いました。
それに対してマグロのはえ縄漁の船長をネットビジネスに置き換えると、従業員を雇ったり、外注を使ってコンテンツを作ってもらいます。
このコンテンツをサイトに投稿されて、後にアフィリエイトや広告で収益を上げるのです。
このビジネスモデルの場合は従業員や外注を安く買い叩いて低コストでコンテンツを作ってもらいます。
そして、高い収益が得られるジャンルに参入しないと倒産してしまいます。
ネットビジネスの場合ははえ縄漁よりも規模の可変は自由自在なので、難易度は低めですね。
マグロ漁の場合は船の転覆や衝突、遭難といった事故のリスクがありますが、それに比べてネットビジネスは低リスクですね。
しかし、元々従業員だった人がいきなり経営者になってもすぐに倒産してしまいます。
まずは従業員からネットビジネスの経営者のマインドセットに書き換えないと絶対上手くいかないのです。
投稿者プロフィール

- 私は独りネットビジネスで自活する40代の男です。
当初は努力や根性でたくさんのサイトや記事を書けば成功すると信じていました。
ただ、この考え方を改めて、マインドセットを独りネットビジネスに書き換えを実施中です。
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